第14回僧侶Cafe終了しました

ほとけチーノ

令和元年7月15日(月) カフェバー チル(帯広市西1条南9丁目)で第14回僧侶Cafeを開催しました。月曜日が定休日であるのにもかかわらず会場を快く提供してくださる店主山崎さんには心から感謝申し上げます。

チルさんの外観

看板を吊るしているおしゃれな流木は宮大工菅原さんの手によるもの。開催の度に設置しているものですがお店の外観に溶け込んでいますね。さらっと作ってしまうのがさすがです!(ホームページを作成するブログシステムがアップデートされて入力画面が大幅に変わりました。使い慣れていないのでお見苦しい点あるかと思いますがご了承ください)

17:00の第1部スタートと同時に数組がご来店、その後たちまちに全テーブルが埋まりました。僧侶の人数も足りなく、みなさんには相席をお願いすることに。

今回の参加僧侶は6人でした。浄土真宗本願寺派が5人、曹洞宗が1人。曹洞宗の僧侶2人に声かけしていたのですが予定合わず。

第1部のご参加者はリピーターの方がとても多くいらっしゃっていたのと、僧侶側もほとんどが初期メンバーだったので皆さんリラックスされていたようです。

今回は私個人的にかねてから大注目していた「漫才説法」の披露がありました。清水町の本願寺派僧侶 永田さん増山さんによるコンビ「シミーズ」による漫才説法…そもそも「漫才説法」という単語を聞いたのが人生初の衝撃でした。しかもお二人は昨年、漫才の日本一を決めるあのM−1グランプリにこの漫才説法のネタで挑戦したそう。結果は1次予選敗退だったそうですがチャレンジ精神が素晴らしいですね。

内容は心霊写真が題材。写り込むのは人間の霊だけじゃなく動物の霊も存在しているはずで、人間の欲望のままに食べられ、また食べきれずに廃棄されている動物たちの霊が写真に写り込んでしまうというものでした。字面で見ると怖い内容ですがお二人の演技がコミカルなので安心して見られます。

趣向を凝らして開催に変化をつけていこう、そして我々自身が楽しんでいこうという話し合いがあり、私がギターを披露させていただいた事もありましたが漫才説法は仏教に楽しく触れていただくことを主眼としており、僧侶Cafeのイベント趣旨に合致していてとても感心させられました。そして見守る参加者の皆さんが温かかった。笑。

会場がとても和やかな雰囲気に包まれておりました。

19:00からの第2部は相席なしの完全予約制で5組が来られました。私は参加者からのご要望を受けて席替えなしで100分間ずっとその方につかせていただきました。

次回、第15回僧侶Cafeは令和元年10月14日(月)に決定しました。祝日開催です。次は本願寺派の僧侶、鹿追町の上本さんによる「カード法話」を予定しています。
参加者が無作為に選んだ複数のカードに書かれてある単語を組み合わせて即興で法話をするという高度な技術を披露してくださいます。

多くのご参加をお待ちしております。

上本さん